アシュタンガヨガの8支則

アシュタンガヨガの8支則 ダラーナ 集中

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アシュタンガヨガの6番目はダラーナ 集中です。

アサナで体を整え、プラーナヤーマで心が浄化され、プラティヤハーラで感情や感覚がコントロールされて、この6段階目のダラーナができるとされています。

ダラーナと次のディヤーナと最後のサマディの3つをサンヤマ(統制)と呼ばれます。

この3つは、はっきりと区別ができない一連の心の流れです。

 

集中することで一点に向かう力は強くなる

 

集中とは、心を特定の対象物に留めておくことですが、その意味は、心が集中するほど一点に向かうエネルギーが強くなるからです。

広い面を叩くより、狭い面のほうが壊れやすい。

太いものより、針のように細い方が通りやすい。

これは自然界の当たり前の現象です。

 

集中には心の平静が欠かせない

 

無理に力んで集中しようとしても長く続きません。

5番目のプラティヤハーラで感情を制御できた心は、あるレベルの平安にあります。

平安のままでもいいのですが、さらに進みたい。

そのために、まずダラーナ(集中)が必要になるんです。

瞑想では、ろうそくの炎や眉間のチャクラなどに集中します。

マントラに集中する方法もありますね。

 

心の平静のためには、心のことを知っておくことが大切です。

心の状態には次の5つの状態があります。

 

クシブタ 分裂した心

 

一番目はクシブタで、動く性質がとても強く、物を求めてさまよいます。

心は自分が何者かわからず、混乱し、分裂しています。

 

ウイクシブタ 興奮した心

 

次はウイクシブタ。

これは欲望を求め、コントロールされていない状態で、心は興奮していて注意が散漫です。

 

ムーダ 鈍い心

 

3番目のムーダは、暗黒の性質を持っています。

自己の欲求がわからず、欲望と混同しています。

愚かで鈍い状態の心です。

 

エーカーグラ がりがり亡者

 

この心は光に照らされた性質を持っています。

心はひとつに集中されていて、目標達成まで邁進します。

サットワの性質を多く持っています。

が、私という意識がつよいため、人を押しのけても目標を達成しようというがりがり亡者の側面もあります。

 

二ルッダ 平静で集中し、コントロールされた心

 

最後が二ルッダで、この状態の心はホーリースピリットに委ねた状態のため、心と知性と自己が調和されコントロールされた状態です。

深い意味でなにが自分の欲求かとわかっている心です。

それは神の計画に沿って、自分の役割を淡々とこなすことができる人です。

 

ひとつのことに集中する大切さ

 

ダラーナは次のディヤーナのための準備としてとても大切ですが、日常を生きる上でもとても大きな力になります。

 

ヨギの仕事のやり方は、ひとつずつダラーナで集中して片づけます。

あっちこっちに手を出しません。

ひとつのことに心を込めて、集中し、平静なバランスの取れた心で対応します。

だから疲れないので、ひとつのことが終わると次にさっと集中します。

 

私たちは、忙しい現代に生きていますから、無理もないんですが、あっちをやって、こっちもやってとなりがちですね^^。

できるだけ、意識を今やっていることに集中しましょう。

そうすると、自然と心は落ち着き、穏やかになってくるんです。

 

瞑想のダラーナで、集中できない、達人しかできない、と思うかもしれませんが、最初は誰でも初心者です。

少しずつやればいい。

日常生活から始めればいいし、瞑想が上達すると日常にそれが活かされてきます。

 

集中できないときは?

 

集中できないときは、アサナやプラーナヤーマをしましょう。

また、プラティヤハーラで感覚、感情を見つめてみましょう。

心が落ち着いてから、集中できるということを覚えておきましょう。

 

みんな、がんばれ^^

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