ほんとはシヴァ―ナンダ・ヨーガなんですけれど。
ここでは、基本的なことを紹介するために書いていますので、ちょっと固く教科書的ですが、実際はもっと自由でのびのびしたセッションですから、気軽に参加できます。
セッションは、アサナ(ポーズ)、プラーナヤーマ(呼吸法)、太陽礼拝などのいわゆるハタ・ヨーガです。
このページは、参考として読んでください。
シバナンダ・ヨーガはインドの伝統を受け継ぐヨーガです。
12の基本のアサナ(ポーズ)とセッションの最初と最後に唱えるマントラが特徴です。
ポーズだけではなく、瞑想や食事、心についてなど人生全般への指標となる教えがあります。
シバナンダヨーガとは
スワミ・シバナンダはインドの代表的な聖者のひとりです。
リシケシで小さな庵を構えていたシバナンダのもとへ、各地から弟子がやってきて自然発生的に小さなアシュラムができました。
その中の弟子のひとりがヴィシュヌデヴァナンダです。
スワミジは、ヨーガの普及のため、ヴィシュヌデヴァナンダをアメリカに送りました。
デヴァナンダは、「シヴァナンダ・ヨーガ・ヴェーダンダ・センター」としてヨーガを広めました。
それがシバナンダヨーガです。
シバナンダヨーガはインドのヨーガの聖典や古来からの伝統を重んじるヨーガです。
しかし、ヨーガの聖典や哲学体系は、ほんとはとても難解です。
そして時にインドのヨーギは、過酷な、極端な修行をします。
シバナンダヨーガは難解なヨーガ哲学をわかりやすく、誰でも学べるように体系化しましたが、それを薄めることはしませんでした。
シバナンダヨーガでは、ヨーガの教えを現代人にわかりやすく5つのポイントにまとめられています。
シバナンダヨーガの5つのポイント
シバナンダヨーガの5つのポイントは、ヨーガの叡智を現代にマッチするように作られています。
体と心の健康、進化だけではなく、霊的な成長のための道標にもなっています。
シバナンダヨーガのセッションの根底には、この教えが息づいています。
適切な運動 アサナ
適切な呼吸 プラーナヤーマ
適切なリラクゼーション シャバアサナ
適切な食事 ベジタリアン
ポジティブシンキングと瞑想 ヴェーダンダとディヤーナ
シバナンダヨーガのマントラ
セッションの最初と最後にマントラを唱えます。
最初はトラヤンバカン、最後はディヤナスローカです。
シバナンダヨーガの効果
深いリラックス
シバナンダヨーガのセッションは、マントラを唱え、大きな存在に敬意を表します。
それから太陽礼拝(スリヤ・ナマスカーラ)、プラーナヤーマ(呼吸法)のあとに12のポーズがあります。
シバナンダの場合はホールド(ポーズを維持する時間)が長いです。
そしてポーズの間に必ずシャバアサナを入れます。
これは、ポーズの効果を体や心に深く浸透させるためです。
特に最後のシャバアサナは積極的に深いリラックスを作りだします。
疲れている人は、そのまま寝入ってしまいます。
シャバアサナは、深くリラックスできると、1分間で1時間の睡眠に匹敵すると言われています。
体の中 心へのアプローチ
アサナは単なるストレッチや柔軟体操ではありません。
本来、ヨーガのアサナはハタヨガプラティピカという聖典に沿っていることが大切なんです。
それはチャクラやナーディ(エネルギーの通り道)、血管、内分泌腺、神経、筋肉などにアプローチするものです。
シバナンダヨガの12の基本ポーズは順番を変えてはいけないと、先生は教えられます。
それはチャクラを上から下へ、そして下から上へアプローチする流れになっているからなんです。
だから、本を読んだり自宅で自習する人は、順番を正しく練習しましょう。。。
これ、とても大切ですよ^^。
瞑想 ヨーガ哲学 食事 心の法則などトータルに学べる
5つのポイントにあるように、ポーズだけではなく、瞑想や哲学的な教え、食事の仕方、心についての深い叡智を、シバナンダヨーガでは学んでいきます。
グルの言葉
スワミジとスワミ・ヴィシュヌデヴァナンダの有名な言葉があります。
Serve Love Give purify medetate rearaize
奉仕しなさい 愛しなさい 与えなさい 浄化しなさい 瞑想しなさい 目覚めなさい
スワミ・シバナンダ
Health is Wealth, Peace of Mind is Happiness, Yoga shows the way
健康は価値あるもの 心の平安は幸せ ヨーガはそれを示してくれる
ヴィシュヌデヴァナンダ
学ぶ方は、この本を参考にされるといいと思います。
みんながんばれ^^