シバナンダヨガのセッションの最初のマントラ ディヤナスローカ
セッションの最初にディヤナスローカを唱えます。
これはマインドを神聖なある波動に同調させます。これはセッションを神聖に始めるためでもあり、祈りともいえます。
まず、ガネーシャに障害物を取り除いてくれるように祈り、
ネガティブな力を破壊するスップラマンニャに強さを与えてくれるように祈ります。
そしてサラスワティに神聖な知恵を与えてくれるように祈ります。
そして導いてくれるグルに祈り、最後に神聖さをもたらしてくれるナラヤニに祈ります。
ガジャナナム ブタガナディ セヴィタム
カピッタ ジャンブ パラ サラ バクシタム
ウマ スタム ショカビナシャ カラナム
ナマミ ヴィグネシュワラ パダ パムカジャム
シャダナナム クムクマ ラクタバルナム
マハマティム ディヴィヤ マユラ ヴァハナム
ルドラシャ スヌーム スラサイニャ ナタム
グハム サダハム シャラナム プラパディエ
ヤ クンデンドゥ トゥシャラ ハラ ダヴァラ
ヤ シュブラ ヴァストラヴリタ
ヤ ヴィナ ヴァラダンダ マンディタ カラ
ヤ スヴェタ パドマサナ
ヤ ブラフマチユタ サンカラ プラブリティビル
デヴァイ サダ プジタ
サ マム パトゥ サラスワティ バガヴァティ
ニシェシャ ジャディャパハ
オム ナマフ シヴァヤ グラヴェ
サッチダナンダ ムルタイェ
ニシプラパンチャヤ シャンタヤ
シュリ シヴァナンダヤ テ ナマハ
シュリ ビシュヌ・デヴァナンダヤ テ ナマハ
オム サルヴァ マンガラ マンガリエ
シヴェ サルヴァルタ サディケ
シャラニエ トラヤムバケ ガウリ
ナラヤニ ナモストゥテ
ナラヤニ ナモストゥテ
オム シャンティ シャンティ シャンティ
【備考】 小さなカタカナは、子音だけの発音です。
ディヤナスローカの和訳
Umaの子、悲しみを取り除き、Bhuta-Ganas（天使たち）に仕えられ、象の顔を持ち、カピッタとジャンブの果実の香りを発する、Vigneshvara (ヴィグネシュワラ＝Ganesha)の、蓮のような足元に私はひれ伏します。
私はいつも、クムクムのように赤く、偉大な知識を持ち、神聖な孔雀に乗り、Rudra（ルドラ＝Siva）の息子であり、Devas（神と天使）の軍隊を率いる、六面神のGuha（グーハ=Subramanya）に、保護を求めます。
クンダの花や月や雪のように白い冠をかぶり、純白の衣をまとい、手にはヴィーナ（楽器）を持ち、祝福の手振りを示し、白い蓮の上に座り、常にBrahma（ブラフマ）、Vishnu（ビシュヌ）、Siva(シヴァ)およびその他の神々によって崇拝され、全ての不活性や、怠惰を取り除く神、Saraswati（サラスワティ）よ、私をお守りください。
俗世は彼のうちに存在せず、常に平穏であり、存在－知識－至福の絶対真理を身をもって表す指導者、Siva（シバナンダ）をたたえます。
聖シバナンダをたたえます。
聖ビシュヌ・デヴァナンダをたたえます。
吉兆をもたらし、信者たちの願いを（霊的にも、物的にも）かなえる、３つの目を持つ聖母、
Narayani（ナラヤニ）をたたえます。
オム 平和、平和、平和
シバナンダヨガのセッションの最後のマントラ トラヤンバカン
セッションの終わりに唱えるマントラです。
トラヤンバカンの和訳
このマントラは生命を与えるマントラです。
このマントラの言葉は死とすべての事故を遠ざけます。
病気に対して素晴らしい治癒効果があり、旅の前などに唱えるべきとされています。
本当は３９２７１０８回と、特に誕生日に唱えられるべきとされています。大変ですね。
日本語訳
オーム ３つの目を持つシバに祈ります 良い香り漂い すべての存在を養うものよ
胡瓜がその束縛（ツタ）に実をつけ成熟すると自然にツタから解き放たれるように
私たちをあらゆる呪縛から自然に解き放ってください。
オーム すべての人に吉兆がもたらされますよう
すべての人に平和がもたらされますよう
すべての人に満足がもたらされますよう
すべての人に成功がもたらされますよう
すべての人が幸福でありますよう
すべての人が障害から解き放たれますよう
すべての人が他者に神を見いだしますよう
すべての人が悲しみの不幸がなくなりますよう
虚構から真実へお導きください 無知という暗闇に叡智の光をもたらしてください
死という呪縛の世界から 永遠なる不死と自由へみちびいてください
オーム 神がいつもすべてに あまねく満たされているこの瞬間こそすべて
そしてこの宇宙の創造そのものもすべて
創造がこの瞬間と融合した時 すべてが真実となり 明らかになります。
オーム 平和 平和 平和