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SRFのヨガナンダのクリヤ・ヨガの伝授までの道のり

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セルフ・リアリゼーション・フェローシップ(SRF)はパラマハンサ・ヨガナンダにより設立された神に祝福されたヨガの団体です。

 

「あるヨギの自叙伝」で紹介されているクリヤ・ヨガといわれるヒマラヤのヨガの秘伝を個人に伝授しています。

通信で、段階を経て学べます。

クリヤ・ヨガは伝授を禁止していて、個人個人で申し込み通信で実習するシステムです。

 

このクリヤは、パタンジャリというヨーガ・スートラ(ヨーガの経典)をあらわした5世紀ごろの聖者に教えた マハーアヴァター・ババジが古代のヨーガを現代に伝え、パラマハンサ・ヨガナンダが世界に広めました。

 

最近「クリヤヨガ」という名称のヨガや他の団体のクリヤヨガとするものもありますが、SRFのクリヤ・ヨガとは違います。

 

まずは、SRFの日本語の通信講座に申し込む

 

クリヤの伝授までは時間がかかります。

まずはSRFの日本語のレッスンに申し込みます。

東京にSRFの瞑想グループがあり、 そこから問い合わせるとていねいに教えてくれます。

 

SRF東京瞑想グループ

 

SRFの日本語講座は通信講座なので、自宅で学べます。

私が申し込んだのは、もう20年近く前でしたが、現在でも5ドルで受講できるはずです。

これは郵送代を考えても、ほぼ無料ということではないでしょうか。

申し込んでから、1か月近くかかるので、早めに申し込むことをお勧めします。

日本語講座は郵送で、レター形式できます。

メールでは受講できません。

 

SRFのレッスンの内容は、他言することを禁じていますので、ここに書くことはできませんが、ホーン・ソー行法という瞑想法 心身活性化の技法 オーム瞑想法 などを学びます。

(これは、どうしても口伝で伝わると性格でない教えになる可能性があるためです)

 

SRFの通信講座の最初のレッスン

 

SRFの日本語の通信講座に申し込むと、まずは最初の2つのレッスンが送られてきます。

 

心身活性化の技法

 

心身活性化の技法はSRFの基本行法のひとつです。

ヨガのいわゆるアサナ(ポーズ)とは違います。

意志の力により宇宙のエネルギーを補充するエクササイズです。

だいたい20分くらいでしょうか。

朝と夜、1日に2回練習します。

 

ホーンソー行法

 

呼吸に意識を向ける簡単な瞑想法です。

20分くらい、朝晩実習します。

 

SRF通信講座の次のレッスン

 

最初のレッスンから、しばらくすると(半年くらいか1年くらいかのはずです)、次に進みますか、という手紙がきます。

それで次のレッスンに進みます。

 

オーム瞑想法

内なる神に心を振り向ける瞑想です。

朝晩30分くらい練習します。

 

クリヤヨガの伝授

 

通信講座を一定期間(1年以上)実践して、クリヤヨガの伝授式が行われるとき、いよいよクリヤヨガが伝授されます。

伝授式はSRFの僧侶が日本にきて行われますが、数年に一度くらいしかきません。

直近では、2017年10月に伝授式が行われました。

 

クリヤヨガ伝授式についてはここから

 

とても荘厳ですばらしいものです。

 

日本語レッスンを受けている人は、SRFの僧侶が日本にくることを手紙で知らせてくれます。

そこに、クリヤヨガの伝授を希望しますかというアンケートのような紙が入っていますから、そこから申し込みます。

SRFの僧侶が日本にくるのは、4~5年に1回とかきませんから、またとないチャンスです。

希望者には後日、SRF本部より電話がかかってきて、質問に答えなければなりません。

それでパスすれば、(ちゃんとレッスンをしていればパスできる内容なので心配ない)クリヤを受けることがようやくできます。

クリヤの伝授を受けるとクリヤバンとなり、今生のみでなく、来世までも永遠にSRFのグルたちが、神のもとへ導いてくださるという聖なる契約です。

その人にとって、最も大切な1日です。

 

私の時は、東京の会場でしたが、300人くらい来ていたと思います。

私はなぜか涙がでて止まりませんでした。

 

クリヤヨガについて

 

クリヤの伝授には、まず、SRFの僧侶が日本にきたときに、希望しますか? という手紙がきます。

 

詳しくは「あるヨギの自叙伝」に、クリヤについての記述がたくさんありますが、クリヤの行法そのものの説明はありません。

伝授式での伝授です。

 

クリヤヨガを伝授されると、「クリヤバン」となります。

クリヤバンはSRFのグルたちの恩寵を受けながら、それぞれ自宅で朝晩のクリヤを実行して、愛や祈りで生活しています。

 

先にも書きましたが、クリヤヨガは他言を禁じられています。

これは誤って伝わるのを防ぐ意味があります。

 

クリヤヨガは朝晩14回ずつ実践し、半年後に24回に増やします。

その後は自身の習熟の度合いに応じて、1年ごとに12回ずつ回数を増やす許可をSRFに求めます。

電話でいくつかの質問があり、大丈夫だと判断されれば許可されます。

最後は104回まで回数を増やします。

 

クリヤヨガは、ヒマラヤで古から伝わる伝説のヨガを、ババジが現代に復活させて、ラヒリ・マハサヤに伝え、スリ・ユクテスワの弟子ヨガナンダが世界に広めたヨガの叡智です。

 

ヨガナンダはあのガンジーにクリヤ・ヨガを伝授しています。

 

クリヤバンの実習

 

クリヤヨガを伝授されたクリヤバンは以下の実習を朝晩行います。

 

心身活性化の技法

ホーンソー行法

オーム瞑想法

クリヤヨガ

瞑想

 

結構時間かかりますよ。。。

 

SRFのグルの系譜

 

ヨガはグルの系譜を大切にします。

SRFのグルの系譜は

クリシュナ(ヴァカヴァン・クリシュナ)

ババジ

キリスト

ラヒリ・マハサヤ

スリ・ユクテスワ

パラマハンサ・ヨガナンダの系譜です。

SRFの会長や僧侶は先生であり、グルではありません。

グルはヨガナンダまでとSRFは宣言しています。

SRFの瞑想会や集いでは、必ずグルの名を呼び、敬意と感謝を表します。

ババジはラヒリ・マハサヤにクリヤヨーガを伝え、ラヒリ・マハサヤはスリ・ユクテスワにクリヤを伝えました。

スリ・ユクテスワはヨガナンダの直接的なグルです。

ヨガナンダは若いころ、ラヒリ・マハサヤからクリヤの伝授を受けています。

 

クリヤヨガの伝授は宇宙からの祝福であり、その人のカルマです

 

クリヤヨガに興味を持ち、学びたいと真剣に思う人は、過去生でグルやヨガとのつながりがあったのだと思います。

それはその人のステキなカルマだと思います。

伝授まで少し時間がかかりますが、レッスンをしながら、その時を待ちましょう。

 

クリヤの伝授までの間、少しでも学びたい人はこの本ぜひ読んでください。

この第2章 クンダリニーヨガのところに、短いですがとても重要なことが書かれています。

この本は本質をついていますのでこれを参考に伝授まで自信で実習するのもいいかもしれません。

彼はヒマラヤでババジ直系のクンダリニーヨガを学んだとの記述があり、クリヤと似ています。

あくまでSRFのクリヤとは違いますので、正式な伝授を受けることをお勧めします。

 

ちなみに、ダンデス・ダイジは日本人です。

 

 

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